基本治療・総合治療
当院では東洋医学(中医学)による本格的な治療を行います。鍼灸治療・推拿・小児推拿を中心に薬膳や漢方・気功による養生指導もさせていただいています。
また、伝統的な技術だけでなく科学的な知見に基づく当院オリジナルの手技も行います。
Gセプター:グラビセプター(graviceptor)
腎臓にある重力受容器(Gravity Receptor)への施術を行います。
宇宙空間にヒトが進出することになり重力の身体への影響が研究される中で細胞内の重力センサーの存在が近年注目されています。
直立時に重力の作用を受けて身体が動揺すると,筋が伸張,あるいは短縮し,負荷や筋長や伸展速度に関する固有感覚シグナルを生成する。関節受容器は関節圧を検出し,足底の皮膚受容器は圧力中心の動きや身体の動揺に伴う床反力角度の変化に反応する。腎臓の近傍の圧受容器は重力への感受性が高く,直立姿勢か傾斜姿勢かをネlil経系が検出するのに役立っている。こうしたシグナルのすべてが,身体の各部位と他の身体部位や支持面との位置関係の神経マッピングに貢献していて,神経系による質量中心の動きの計算に寄与している可能性がある。
Eric Kandel(著) 2014, カンデル神経科学 PartⅥ 運動 p.926
ヒトは耳や眼による平衡感覚入力以外に腎臓に垂直成分:重力を感知する受容器が存在しています。腎臓病で腎摘出を行った方は眼や三半規管の異常はないのにふらつきや眩暈などの平衡感覚異常や空間認知能力の異常がみられることがあります。これは腎臓の重力受容器(Gravity Receptor)を失ったためだと言われています。
また、宇宙酔いなどの宇宙空間での身体の異常はこの重力受容器の機能が関係している可能性があります。
筋骨格系の異常や循環器系への影響は勿論のこと自律神経系を介して様々な不調の原因となっていると考えられます。
当院オリジナルの手技でこの重力受容器の機能を高める施術を行っています。
適応症状
神経系疾患
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分泌系疾患
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖、泌尿器系疾患
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科疾患
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
治療例
頭部の症状
頭痛 顎関節症 など
首の症状
頚椎ヘルニア
肩の症状
腱板損傷 野球肩 関節唇損傷
肘の症状
野球肘 離断性骨軟骨炎 肘のはくり骨折
手の症状
TFCC損傷 手根管症候群 手のしびれなど
腰・背中の症状
腰痛 坐骨神経痛 ぎっくり腰 脊柱管狭窄症 腰椎分離症 腰椎椎間板ヘルニアなど
股関節・膝・足の症状
変形性股関節症 膝痛 シンスプリント 半月板損傷 オスグット病など